体験談その26

部分的に開示された第三者委員会の報告書の内容です。

長いので気長に読んでください。

1. 事実関係

(1) 本件について
平成○○年8月31日、午後8時頃、元職員(被疑者)が(父)様に対して、介護中に「殺す」「死ね」という許されない暴言を加えました。
当法人は、平成○○年9月24日に、大阪府警鶴見署の担当刑事からの電話で、この暴言の内容を初めて把握しました。

(2) 当法人の把握しているその他の事実経過
刑事手続が継続していましたので、当法人として前記(1)の暴言について踏み込んで調査することができませんでした。また、鶴見署からも、これ以上の事実経過について知らされる事はありませんでした。
ただし、当法人の介護記録等には次のような記載がありました。

ア、 平成○○年7月の出来事
本件以前に、(父)様と元職員(被疑者)との間で以下のようなやりとりがありました。
平成○○年7月27日、元職員が(父)様を介護中、(父)様が元職員(被疑者)に「身体を起こしてくれ」と興奮した様子で述べられましたので、元職員(被疑者)は「落ち着かれてからにしましょう」と返答しました。これを聞いた(父)様は「うるさいねん。お前どうなるかわかってるんか。」と述べて暴れ、(父)様の手が元職員(被疑者)の身体にあたりました。そして、(父)様は、元職員(被疑者)に「殺すぞ」と述べて、元職員(被疑者)の胸ぐらをつかみました。
このやりとりにより、元職員(被疑者)は負傷し、右鎖骨打撲の診断を受けました。
翌7月28日、当施設長より家族様に対して、前記の(父)様と元職員(被疑者)のやりとりについて報告させていただきました。そのうえで、契約書に基づき(父)様の退所を勧告しました。

イ、 平成○○年8月31日(前記(1)の暴言がなされた当日)の出来事
平成○○年8月31日午後8時頃、(父)様が元職員(被疑者)に対して「俺、殴られた」と言い、元職員(被疑者)が「誰にですか」と聞くと「お前や」と返答されました。これに対して、元職員(被疑者)が「いつですか」と聞くと(父)様は「今や」と返答されました。

以下、体験談その13にアップしている介護日誌通りの内容が記載されていますので省略させて頂きます。

(3) 捜査機関による調査
管轄の大阪府警鶴見署より元職員(被疑者)及び当方人の元生活相談員(女ヘルパー)に対して取調べがなされました。この中で元職員(被疑者)は前記(1)の暴言について認めました。

2、当法人の対応
  本件を受け、当法人は以下のような対応をしました。

(1) 当法人による聞き取り
当方人の従業員ではありますが、当ホームに所属していない者で構成するメンバーが平成○○年10月2日から17日にかけて、元職員(被疑者)と元生活相談員(女ヘルパー)からの事情の聞き取りをしました。
その際、元職員(被疑者)はこの聞き取りに対して、前記(1)及び(2)イの発言を認めていました。元生活相談員(女ヘルパー)については、不適切な発言は確認できませんでした。

(2) 従業員への説明
当ホーム施設長より従業員に対して、本件について説明のうえ、再発防止に向けて取り組むことを伝えました。当法人内の他のホームも、各施設長から全従業員に対して同様の説明を行いました。

(3) 関係者の処分
本件の事態を受けて、元職員(被疑者)は、平成○○年9月28日より自宅謹慎処分を受け、平成○○年1月10日に退職しました。元生活相談員(女ヘルパー)は、平成○○年1月3日に退職しました。
また、当法人は、当ホーム施設長について、訓告・減給等の処分としました。

(4) ご家族に対する対応
平成○○年10月に施設長より、貴殿等に対して謝罪の申し入れをさせていただきましたが、刑事処分がなされた後でないと応じられないとのお返事をいただきました。11月に当職らより、貴殿等に対して、本件の賠償等の協議の申し入れをさせていただきましたが、次男(私)様より、こn点も刑事処分がなされた後にしたいとのご意向が示されました。
その後、平成○○年1月、次男(私)様より、担当検事から当法人と面談するよう話があったとのことで、当法人との面談を希望する旨の連絡をいただき、謝罪の機会を設けていただきました。

(5) 各所への報告
ア、 説明会の実施
当ホーム入所者及びご家族の皆様に対しては、平成○○年12月12日に本件に関する説明会を開催して、本件の内容を報告致しました。

イ、 大阪市・大阪府への報告
貴殿等の報告を受け9月18日、大阪市健康福祉局高齢者施策部福祉担当の方が、当ホームに聞き取り調査に来られましたので、これに対応しました。
また、大阪市及び大阪府は、当法人に対して監査権限を有していますので、各所に対して、平成○○年9月以降、本件について適宜報告をしました。
さらに、当法人は、大阪市より12月15日に監査を受けました。

3、再発防止に向けての対応
  前記2に加えて、当法人は、外部有識者による調査を実施しました。この調査結果報告書において、当法人の問題点を踏まえ、以下の点が指摘されました。
  なお、貴殿等は、組織ぐるみで虐待行為が行われていたのではないかとの懸念を有しておられるとのことでしたが、外部有識者による調査においても、組織ぐるみでの虐待行為は指摘されていません。

(1) 基本理念に基づいた事業計画作成
当ホームの事業計画は、事業実施に際しての理念が示されていないため、何のためにその事業をするのか職員に理解が徹底していないと思われる。このため、当ホームが当該年度の基本理念を職員に示したうえで、事業計画をまとめていくことが必要である。

(2) 部門間の連携
看護部門と介護部門の連携がなされていない。(父)様の言動は対応が困難であったことがうかがえるが、それが認知症等の病気が原因となっているのかそうでないのかを把握するために、看護職が利用者の症状等の情報を入手し、これをもとにしかるべき介護の方法を看護部門と介護部門が協議していくべきであった。

(3) 役割分担の明確化
ケアマネージャー、相談員、介護職、フロアチーフ、介護主任、看護師、栄養士、機能訓練指導員等の命令系統の組織化、役割分担が十分に行われていない。命令系統の組織化、役割分担を行うべきである。

(4) 対応困難ケースに対する施設全体としての取り組み
(父)様について、介護職員に無理な要求をして精神的に追い詰めていたことがうかがえ、(父)様の対応は困難であったとの分析がなされています。その上で、対応困難ケースであっても、ユニットのみで対応させてのではなく、施設全体で対応方法を繰り返し検討していく必要があると指摘されています。

(5) ユニットで働く職員の支援
ユニット型の場合、少人数の職員で利用者へのサービス提供をすることになるため、職員の不安を除去するための対応が必要である。

(6) 他の施設における職員研修
他の施設で職員を研修させることで、他と比較して自己を客観視でき、職員の意識改革に資すると考えられる。

(7) 家族との信頼関係形成
利用者の家族に対して、説明・情報提供を行うことで、家族からの信頼・理解を得るよう努めるべきである。

(8) サービス内容を第三者の目で検証
定期的に第三者にサービス内容を見てもらい、その指摘をふまえて職員間で検討するだけでもサービスの向上につながる。

↑↑↑
等の内容が当方に届きました。

これが本当に第三者委員会の報告内容であれば、レベルの低い第三者委員達だと思います。
この「ご報告」文書を読んでの反論は、体験談その27で掲載させて頂きます。

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