施設内虐待から高齢者を救いたい (連載ブログ) 介護施設虐待防止研修資料
このブログは連載ブログとなっております。体験談その1~60までです。
皆様の為になる記事ですので、どうか最後まで読んでみて下さい。
それでは、実録体験談のスタートです。
↓↓↓
私の父は、身体障害者1級で要介護5です。ほとんど寝たきりの状態です。そんな父が入所していた大阪市鶴見区の社会福祉法人和悦会 浜特別養護老人ホーム内で施設職員より虐待(暴行・脅迫)を受けました。
この虐待を受け、この施設職員を警察に刑事告発しました。その後、この施設職員は2010年1月に施設を辞職させられていますが、脅迫罪にも問われ2010年4月に罰金5万円の略式命令を受けています。
また、理事の発言から私の父以外の入所者8名も虐待を受けていた事実がわかりました。
★大阪市は、この計9件の虐待を隠し、公表しようとしません。
更に、施設長から人権侵害に及ぶ不当な扱いを受けました。施設長自らが入所者の人権を無視するのですから、この施設長の元で従事する職員達は何を仕出かすか解りません。
事件発覚後、施設職員が行った暴力行為と脅迫行為、そして、施設長自身が入所者の人権無視をした事への謝罪を和悦会に求めてきましたが、和悦会は暴力行為を認めませんでした。また、施設長が入所者の人権を無視した事も認めなかった為に、話し合いは平行線となりましたので、平成26年8月に社会福祉法人 和悦会を大阪地裁に提訴しました。
法廷の場に及んでも、和悦会は全面的に争う姿勢を示してきましたが、平成27年7月に大阪地裁より「人格や尊厳を否定したり、身体等に危害を加えるかのような発言をしたり、暴力的行為に及ぶことが正当化されるものではない」と「人権侵害、そして、暴力的行為と脅迫的発言」を大阪地裁が認定。和悦会は断罪されたのです。
私は、介護保険について何もわかりませんので、ケアマネジャーや地域包括支援センターや市役所に聞くしかありません。
しかし、その様な機関から得られる情報が全て正しいかは不明です。
そこで、自身が介護保険や介護職員としての知識を学ぶ事で、介護施設や介護職員の不正を確かめる事ができるのではないかと考えて、ホームヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)を受講して、ホームヘルパー2級の資格を取得しました。
結果、悪徳法人に勝つことができました。
平成27年7月2日に大阪地裁が言い渡した社会福祉法人和悦会の暴言・暴力事件の判決文です。
個人名は当方の配慮により無記名若しくは仮名としています。
※個人名以外と主文以下の文章は原文です。
↓↓↓クリックすると閲覧できます。
社会福祉法人 和悦会 暴言・暴力事件 判決文
大阪地裁判決当日の夕方ニュース映像です。
社会的弱者をバカにする悪人は、このブログで紹介している様に、訴えられて、裁かれて、有罪になって、罪悪感にさいなまれて、一生を過ごす事となります。 こうなると謝罪しても済まされない状態になります。
弱者をいじめる悪人とは徹底的に戦います。
現在も施設から不当な扱いを受けている全国の利用者や利用者家族の為に、その内容を実録で、このブログで公開しています。
まずは、虐待音源を部分的に公開します。
父の居室にICレコーダーを設置しました。
毎晩20時頃に薬を服用しますが、その時の音源です。
上記音源①のテープ起こしです。(PDF)
次の音源では、父が「誰か―!誰か―!」と助けを呼んでいます。
同じフロアーに入所しているお婆ちゃんが「にいちゃん、かわいそうやん」(音源2:13)と注意してくれています。この様な状況が来る日も来る日も続いていたのかと思うと許せません。ここまであからさまに虐待を行うヘルパー(介護福祉士)ですが、施設関係者や入所者からの告発は1件もありませんでした。
上記音源②のテープ起こしです。(PDF)
次の音源は、ヘルパーが父を脅迫しています。
その後に女のヘルパーが入ってきます。父がヘルパーに数十発殴られて、タオルを顔に掛けて、その上から鼻をつかみ、へし折られたと訴えています。実はここに出てきたこの女もヘルパーとグルになっています。
後で音源を紹介しますが、ヘルパーの虐待を見ておきながら放置している共犯者です。
この特別養護老人ホームは、どいつもこいつも、腐った人間ばかりです。
次の音源では、男のヘルパーと女のヘルパーが父に対し「お前の奥さん今から呼べ!殺したるから!」と更に脅迫を行っています。本当に許す事のできない発言です。また、ヘルパーが暴行を働いた時に破れたパジャマの事を必死に隠そうと、2人で企てています。
私はこの音源を聞く度につらくなり涙が止まりません。しかし、毎日、この音源を聞きながら、未だ反省しないヘルパーと特別養護老人ホームに闘志を燃やしています。
次の映像は、皆様お聞きになったと思いますが、ヘルパーが暴行を行い、破れたパジャマの話をしていたので、翌日、施設へ行き部屋中を探しました。すると、タンスの中で見つかりました。やはりでした。その破れたパジャマの話はこちらが聞くまで、施設は一言も言ってきませんでした。
施設内虐待は、外からは見えない閉鎖的な場所で発生します。
養介護施設従事者等による高齢者虐待の発生件数は令和3年度では739件、前年より144件の増加となっています。
また、家族等の養護者による高齢者虐待の発生件数は令和2年度では16,426件、前年より855件の減少となっています。
一見してみると、家族等の擁護者による高齢者虐待が多く、養介護施設従事者等による高齢者虐待が少ないようにも思えます。
しかし、前記していますが、養介護施設従事者等による施設内虐待は、外からは見えない閉鎖的な場所で発生します。また、同施設職員が発見したとしても、告発しにくい状況にあります。
要するに、発表されているような養介護施設従事者等による高齢者虐待の発生件数は、氷山の一角にすぎないと思われます。
実際に私の父が施設内虐待にあってしまい、その事を痛感しました。
もう二度と施設内虐待の犠牲者を出させてはならないと、このブログを立ち上げました。
このブログを通して多くの情報が共有され、皆様の経験が社会に生かされ、被害者が無くなることを祈っています。
↓↓↓ FC2拍手カウンターは、3000を超えるとカウントしなくなります。
現在2023年6月1日現在で、このページに頂きました拍手の数は、
26,456となっております。
ご賛同いただき本当に本当にありがとうございます。
社会的弱者に対する不当な対応を撲滅する為に、皆様の応援を力にして、更にがんばっていきます。
実録、連載となります。
体験談その1へつづく
施設内虐待と戦うブログ ※施設内虐待研修資料 目 次