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現在の制度では高齢者虐待は無くならない

30歳未満の男性職員による虐待が多発している事が判明したらしいです。



介護施設の職員らが高齢者に虐待したと自治体が判断したケースが平成24年度は前年度比2・6%増の155件となり、過去最多を更新したことが26日、厚生労働省の調査で分かった。

介護職員の約8割を女性が占める中、「30歳未満の男性職員」による虐待が多発している傾向も新たに判明した。

一方、家族らによる虐待は前年度比8・4%減の1万5202件で、2年連続で減少した。

加害者と被害者の「2人世帯」での発生が多く、夫や息子による暴力などが目立った。

調査は、高齢者虐待防止法に基づき18年度から実施。

今回は初めて職員の性別や虐待の要因などを調べた。

これによると、虐待を行った施設職員は男性41 %、女性59%で、全職員の男女比を考えると男性の割合が高く、年代別では「30 歳未満」が虐待に及ぶ割合が大きかった。

理由を分析すると「職員の知識不足」(55 ・3%)、「職員のストレス」(29・8 %)などが多く、高齢者の認知症の症状が重いほど、身体的虐待を受ける割合が高いことも分かった。

厚労省は「コミュニケーションがとれない中で、荒っぽい対応になった可能性がある」とし、研修などの適切な対応をするよう自治体に通知した。

家族らによる虐待では加害者の年齢などを初めて調べた。

息子による虐待が多い「50代」と夫が多い「70歳以上」がともに2割を超え、家族構成を調べると、加害者と被害者のみが同居する「2人世帯」が半数近くを占めた。

産経新聞 12月27日(金)7時55分配信





確かに、当ブログに登場してくる虐待ヘルパーも20歳の男性でした。

しかし、統計は自治体が「虐待」と判断した虐待発生件数にすぎず、目に見えない虐待や隠している虐待は山の様にあります。

当ブログでご紹介している様に、この20歳の男性ヘルパーが虐待を行っていた件数は、私の父以外にも解っているだけで、8件あります。

自治体は虐待と認知していません。

また、ヘルパーは同時に数十人を介助する事から、1件の虐待の裏には数十件の虐待が発生しているのではないかと思われます。

更には、同僚や施設管理者が虐待を隠蔽している事件も多く発生しています。

ニュース記事の統計数は氷山の一角で、その数千倍以上虐待は発生していてもおかしくは無いと思います。

虐待の隠し撮りが日常的に行われれば、もっと施設内虐待の認知件数は増えると思います。

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非公開コメント

うーん。。。。

特養の使い捨て要員として採用されて、なんとか3ヶ月の壁を打ち破った1円リハビリです。(笑)

おっしゃるとおり、細かい虐待は日常に潜んでいます。
自分が勤務する特養でも、高齢者がソファーに座っているのですが、下肢筋力等が衰えた人が、ふかふかのソファーに座り、オットマンに足を乗せた状態から立ち上がることは不可能です。
見た目は、くつろいでいるように見えても、実際には身体拘束です。

しかしながら、転倒リスクが高く、そのことを認知機能の衰えで自覚できない人に、どのように接するのがいいのか、まだ自分の中で答えが見つかりません。

特養での最大の問題点は、「終の住処」で有るが故に、成功報酬が無い所でしょうか。
介護度が下がり在宅復帰できた場合に成功報酬があるとか、一定の在宅復帰者を出す指針を示して、それに応じて介護報酬がUPするとかの制度があれば、変わると思うんです。
現行制度では、転倒等でのリスクを避けるために、杖から歩行器、車椅子、そしてベッドに寝てるだけへと移行するのみです。
医者と理学療法士がリハビリプランを作る特養なんて、ほとんど無いと思います。
現場の介護職は、食事、排泄、入浴の時間に追われての作業で手一杯になってしまってます。
踊りのようなラジオ体操をするのが関の山です。
これでは、筋力の維持などできるはずもありません。
自立度を上げるだけの知識を持ち、それが可能な時間的、人員的な余裕が無いと難しいです。

現行制度では、高齢者を生殺しにしてるのと同じ状況です。

しかしながら、そんな施設でも無ければ、家族の負担が大きく、家庭内虐待へと向かうことも承知してます。
我々介護職は、勤務が終われば開放されますが、家族介護は終わりがありません。自分も母を介護しているので、背負う十字架の重さの違いくらい認識してます。

答えは見つかりません。もう少し、現場で揉まれて答えを見つけたいと思います。

おととい父が他界

父の亡骸に添い寝しながら一気に読ませていただきました。
父の顔の左眼周辺が黒くあざになっていて、介護施設で何かあったんじゃないかと疑わしいです。
かけつけた時にはすでに息を引き取った後で、脳梗塞の後遺症で認知症でした。

1円リハビリ様、コメントを頂き誠にありがとうございます。

本当に難しい問題です。

やまびこ様、ご訪問ならびにコメントをいただき誠にありがとうございます。

お悔やみを申し上げます。

本来、利用者家族は虐待を受ける事を前提に施設に大事な家族を預けていません。

また、家族も「まさか虐待なんて」と思っている方が殆どでしょう。

しかし、施設内虐待は、かなりの施設内で、かなりの頻度で発生していると考えるべきです。

私も、父から「車イスを蹴られたり、罵られたり、ナースコールを鳴らしても誰も来てくれない」等の訴えを聞き、その度に施設管理者に言っても「その様な事は無い」等と言い張られていましたので、俄かに父を疑っているところがありました。

今考えれば、数年間、父を疑ってしまった事を本当に後悔しています。

ですので、私の経験や、このブログでコメントされている従事者の話も鑑み、施設内虐待を疑って然りだと思います。

施設内虐待が無くなる為にがんばっていきます。ご協力をお願い致します。<m(__)m>

はじめまして。オデッセイです。
一気に全部読ませていただきました。
心が痛くなり、まるさん様の気持ちをお察しいたします。
私も父が73歳、母が70歳で今は2人で元気に
生活していますが、いつ両親の介護問題に直面しても
おかしくない状況です。
自衛のために今回の記事はとてもためになりました。
これからも頑張ってください。

オデッセイ様、ご訪問ならびにコメントをいただき誠にありがとうございます。

全ての施設で虐待が発生しているとまでは言いませんが、殆どの施設で虐待は発生しています。

また、末端のヘルパーが施設の意に反して、見えない所で虐待を犯している場合と施設が虐待を容認している場合とがあります。

いずれにしても、犯罪です。

犯罪なのですが、介護施設での事件は殆どの場合、刑事事件として立件されていません。

これは問題だと思いこのブログを立ち上げました。

これからも社会的弱者の為にご協力をお願い致します。<m(__)m>

違うケースですが

 80才くらいで、歩くのも不自由な老婆を(少なくとも10年以上)東京隣接県の団地に一人暮らしさせている義理の親族がいます。息子は一流会社を退職後、子会社に勤務。広い持ち家ですので、十分に同居可能のはず。子育てが終わった息子の奥さんは悠々自適の生活・・・

  婆さんが入院するような病気になり、いよいよ同居かな、と見ておりましたら、特老に入れるようです。悪い施設ばかりではないのでしょうが、なんだかな~と思います。こちらのサイトを呼んでいますと、施設内虐待は問題提起されるようになっても、施設外虐待だって相当数あるのでは。

 このようなケースではどうすればいいのでしょか?

芋様、ご訪問ならびにコメントをいただき誠にありがとうございます。

要介護の認定を受けておられる方であれば、在宅介護と施設介護を本人や家族の意向で、自由に選ぶ事ができます。また、施設介護と言っても沢山の種類(機能)を持った施設が存在します。

虐待についてですが、在宅介護サービスを受ける場合と、施設に入所して介護サービスを受ける場合と、どちらに於いても虐待を受ける可能性はあります。

しかし、施設で介護サービスを受ける場合、家族等の近親者から離れている事から、もし虐待が発生していたとしても、発覚するのに時間が掛かるか、職員個人や組織的に隠蔽される場合もあるので、発覚できずに死に追いやられる場合もあります。

しかし、虐待は必ず発生するとも限りません。施設として虐待が発生しないように、施設に定められた研修等を真面目に行い、また、介護方法等も駆使したり、虐待が発生しにくい環境づくりに取り組んでいる施設もあります。

いずれにしましても、どこの施設が良いか悪いのか、近隣住民からの情報や、既に入所している利用者や利用者家族に聞いてみる事も大事です。

入所してからは、施設が約款通りに介護サービスを行っているか確認する。そして、できていなければ施設に是正を促します。悪い性質の施設であれば、利用者や利用者家族に対して嫌がらせ等を行ってきますので、施設との会話は必ず録音する様にした方が良いです。

また、虐待をいち早く発見する為には、小まめな面会を行い、入所されているご家族様に異変が無いか、また、嫌な思いをさせられていないか確認し、不定期的にICレコーダーを居室に設置して録音をする事をお勧めします。

これからも、ご協力をお願い致します。<m(__)m>
プロフィール

まるさん

Author:まるさん
まるさんのブログへようこそ!

弱者をいじめる悪人は許さんぞ-
(`´)

皆様のコメントお待ちしてま~す

ちなみに当ブログはリンクフリーです

多くの施設や事業所で、このブログを虐待防止研修資料としてご活用いただいています。ご自由にお使い下さい。

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